テレビで高齢者の見守り!ネット回線不要の見守りシステムとは
目次【本記事の内容】
- 1.テレビで高齢者の見守り!ネット回線不要の見守りシステムとは
- 1-1.テレビを利用するメリット
- 1-2.見守り製品の問題点
- 1-3.「みるモニ」の解決策
- 2.「みるモニ」機能一覧
- 2-1.テレビの電源入切状態感知
- 2-2.温湿度管理・警告機能
- 2-3.動体センサーでの見守り
- 3.使い方
- 3.まとめ
テレビで高齢者の見守り!ネット回線不要の見守りシステムとは
テレビを利用した高齢者の見守りサービス「みるモニ」。
テレビの電源状態を定期的に検出し、クラウドに記録していくことで、日常生活を見守るシステムです。クラウドに記録された各種情報をスマーフォンなどでチェックすることにより、離れたところで暮らす家族の安否を確認できます。
テレビの電源状態に加え、人感センサーや温湿度センサーなどが内蔵されているため、見守りの質を向上させることができます。また、「みるもに」内部にネットワーク回線も内蔵しているため、ネット環境が不要です。
初期設定なども必要ないため、テレビにケーブルを繋ぐだけで利用できます。
テレビを利用するメリット
1、ポットなど他の家電での確認より使用頻度が高いため、よりリアルタイムにご家族の状況を把握することが可能
2、ユーザーが今まで使っているテレビとリモコンをそのまま利用でき、特別な操作を覚えることが不要
3、災害時にテレビ画面を切り替え避難情報を表示することが可能
見守り製品の問題点
1、正確性
電力・ガスなどを使った見守りの場合、一定時間使用されていないことをを通知します。
そのため旅行中なのかたまたま電気やガスを使わなかっただけなのかという疑問が残ります。
見守り対象者が元気な状態でも緊急の通知が届いてしまうこともあるため、本当に緊急の場合の通知に対する意識の低下が懸念されます。
2、料金
初期費用・月額利用料・機器代金等が発生することがあります。初期費用+3,000〜5,000円が相場となっているようです。
3、プライバシー
利用者にとってはプライバシーに関する問題があります。カメラなどを使った見守りシステムでは、正確性はあるものの監視されているという感覚が生まれ、ストレスになってしまうことがあります。
4、インターネット回線の有無
見守りシステムには「インターネット環境」が不可欠です。しかし、見守りが必要な高齢者宅には、まだインターネット環境が整っていない場合も多く、見守りのためだけに毎月費用を払って新たにネット環境を整えるのはなかなか難しいのが現実です。
「みるモニ」の解決策
1、正確性
みるモニには、テレビの電源入切状態の感知+人感センサーが内蔵されています。
そのためテレビを普段どうり見ているかどうか、人が動いているかどうかの2つの情報をもとに見守り対象者の安否を確認することで、情報の正確性が向上します。
また、家の鍵に取り付けるストラップ型の小さなチップの開発も検討されており、そのチップがあれば見守り対象者が外出中なのか、在宅なのかという情報が簡単にわかるようになります。
2、料金
みるモニは利用料金をわかりやすくするため、月額費用のみでサービスをご提供させていただきます。
月額2,600円+税でこれ以外に費用はかかりません。
相場より少し安く、少しでも多くの方にご利用いただければと考えています。
3、プライバシー
みるモニでは見守り対象者のプライバシーを守るため、カメラは使用しておりません。
カメラを使っていなくても、見守り対象者の状況をしっかり把握できるように、テレビの電源入切状態の感知や動体センサー、温度センサーなど様々な機能でカバーできるように設計されています。
4、インターネット回線の有無
みるモニ内部に3G回線が内蔵されているため、インターネット環境無しでご利用いただけます。
そのため、面倒な設定などは一切なくテレビにケーブルを繋ぐだけでご利用いただけます。
みるモニ「機能一覧」
1、テレビの電源入切状態感知
テレビの電源の入切状態を取得し、さりげなく個人の生活状況をスマホで見守ることができます。
2、温湿度管理・警告機能
みるモニは、気温や湿度などを総合的に考慮した指数「暑さ指数」で表示を行います。そのため、より正確に熱中症の可能性がある危険な環境を察知することができます。
「みるモニ」が危険性を判断して警告メッセージを自動でテレビに表示します。
テレビが点いていなくても(スタンバイ状態)、人感センサーと連動して必要に応じて、みるモニがテレビを起動し、危険を知らせます。
3、動体センサーでの見守り
動体センサーでは人の動きを集計します。
オプション
オプションで追加の人感センサーもあります。
トイレや玄関などに置いておくことで、合わせて状況の確認ができます。
使い方
「みるモニ」の使い方は非常に簡単です。
取り付け方法
1、「みるモニ」本体をHDMIケーブルでテレビに繋ぐ
2、本体の電源コードをコンセントに繋ぐ
※HDMIケーブル、電源コードは本体とともに同封されています
これで本体の設置は完了です。
あとはアプリをダウンロードして、テレビに表示されるシリアル番号を入力するだけで、簡単に見守りを開始できます。
※HDMI・CEC対応テレビ(2009年以降のテレビ)が必要になります。
「みるモニ」アプリの見方
まとめ
この記事で紹介した「みるモニ」は専用機器を使った見守りですが、他にも訪問型の見守りや通報型の見守りなどいろいろあります。
高齢者向けの見守りサービスを導入することによって見守り対象者だけでなく、その家族も安心して暮らすことができます。
そのためには、自分たちにとって最適なサービスや、使いやすい機器を選ぶことが大切です。
後日見守りサービスの種類についての記事も投稿します。
ぜひ参考にしてみてください。